VHS(ビデオテープ)をDVDにダビングする方法まとめ~

大切な思い出を撮りためたVHS(ビデオテープ)からDVDにダビングしておけば、家庭用DVDプレーヤーなどで簡単再生できます。本文では、VHSビデオテープからDVDへダビングする方法をまとめてご紹介いたしましょう。

佐藤 みどり

編集者

Jan 21, 2021 13:37 / カテゴリ DVD オーサリング

VHS(Video Home System、ビデオ・ホーム・システム)とは、家庭用ビデオテープレコーダーの映像記録方式の一で、日本ビクター(現・JVCケンウッド)が1976年(昭和51年)に開発した家庭用ビデオ規格で、同社の登録商標です。VHSビデオデッキがあれば、VHSビデオテープを再生できますが、DVDやBlu-rayなど光ディスクの普及やDVD、Blu-rayレコーダーの発達によって、ビデオテープの需要が減少し、遂に2016年日本国内におけるVHS対応機器の生産が終了になりました。

で、撮りためたVHSビデオテープをDVDにダビングしておけば、今流行っているパソコンやスマホなどで再生できるようになります。本文では、VHSビデオテープをDVDにダビングできる方法をまとめてご紹介いたしましょう。

VHS DVD ダビング

VHS DVD ダビング

VHSをデータ化にする必要性

ビデオテープの再生にはビデオデッキが必要ですが、ビデオデッキはすでに生産終了になったため、VHSビデオテープの再生が益々難しくなります。それに、手持ちのビデオデッキが壊れてしまったりすると、VHSビデオテープが見られなくなります。

でも、なかなか捨てられなく、撮りためたVHSビデオテープからDVDにダビングして保存すれば、VHSビデオテープを家庭用DVDプレーヤー、パソコン、スマホ、タブレットなどで再生可能で、さらに、VHSの劣化を防ぎ、収納場所を減らせます。

VHS・DVD一体型レコーダーでVHSをDVDにダビング

VHSビデオテープからDVDへのダビングには、機器の接続を省けるVHS・DVD一体型レコーダーを利用するのは一番便利な方法です。

具体的に、VHS・DVD一体型レコーダーにVHSビデオテープや書き込み用のDVDメディアをセットしてダビングを押すだけで、自動的に昔のVHSビデオテープをDVDディスクにダビングできます。

でも、VHS・DVD一体型レコーダーがすでに生産終了なので、中古品を購入またはレンタルする必要があります。一方、コンポジットケーブルにつながり、DVDに対応できるブルーレイレコーダーでVHSからDVDへダビングできますが、ブルーレイレコーダーを購入する時、コンポジット端子があるかをちゃんと確認してください。

VHS・DVD一体型レコーダー

VHS・DVD一体型レコーダー

ビデオデッキやDVDレコーダーでVHSをDVDにダビング

VHSビデオテープをDVDにダビングする機械について、ビデオデッキとDVDレコーダーを組み合わせて利用できます。

VHSビデオテープをDVDにダビングする方法:

まずは、赤白黄ケーブルを使って、ビデオデッキの「出力」側とDVDレコーダーの「入力」側を繋ぎます。次、ビデオデッキにVHSビデオテープをセットして、DVDレコーダーにダビング用のDVDメディアを挿入します。最後、ビデオデッキでVHSビデオテープを再生する同時に、DVDレコーダーの「録画」ボタンを押して、VHSビデオテープを再生しながら、DVDレコーダーでDVDに書き込み、ダビングできます。

VHSをパソコンにデータ化してDVD作成ソフトをご利用

VHSをデータ化にしてパソコンに落とすと、パソコン対応のDVD作成ソフトウェアを使って、VHSビデオテープからDVDへ簡単ダビングできます。

準備すべきもの

VHSビデオテープを再生するためのビデオデッキ、8mmビデオカメラなど
ビデオキャプチャー
パソコン
DVDドライブ
DVD作成ソフトウェア
DVDメディア

VHSビデオテープをデータ化にしてパソコンに落とす

ステップ 1まずは、ビデオキャプチャーをパソコンに接続して、ビデオキャプチャーソフトウェアをダウンロードして、インストールしておきます。

ステップ 2次、赤白黄ケーブルを使ってビデオデッキの「出力」側をビデオキャプチャー機械と接続させます。

ステップ 3最後、パソコンからビデオキャプチャーを起動して、ビデオデッキ側でVHSビデオテープを再生しながら、VHSビデオテープを映像化にしてパソコンに保存できます。

パソコンに落としたVHSビデオテープをDVDにダビング

VHSビデオテープをデジタル化にしてパソコンに保存した後、パソコン用のDVD作成ソフトウェアを使ってVHS映像をDVDにダビングできます。

Aiseesoft BurnovaはWindowsやMacに対応したDVD・ブルーレイ書き込みソフトウェアとして、パソコンに取り込んだMP4、WMV、MOV、AVI、MKV、MTSなど様々な動画からチャプターやメニュー画面付きでDVD/Blu-rayディスクに書き込み、焼く事ができますので、パソコンにデータ化されたVHSビデオテープからDVDへのダビングにおすすめ。

ステップ 1このVHS DVDダビングを無料ダウンロードし、インストールして、立ち上げ、ディスクタイプをDVDに指定します。

ステップ 2「メディアファイルを追加」ボタンをクリックして、パソコンに落としたVHSビデオテープのデータを選択して読み込みます。そして、書き込み用のDVDディスクをパソコンのDVDドライブに挿入します。

動画を追加

動画を追加

ステップ 3VHS DVD ダビングの右下にある「次へ」ボタンをクリックして、メニューテンプレートやバックグラウンドミュージック、バックグラウンド画像、オープニングなどをカスタマイズすることでDVDメニュー画面を作成できます。

DVDメニュー画面を作成

DVDメニュー画面を作成

ステップ 4「焼く」ボタンをクリックして、「Discにライティング」にチェックを入れ、DVDディスクを選択し、TV標準を日本で採用されている「NTSC」にして、再生モードを設定してから、「開始」ボタンをクリックして、VHSビデオテープデータをDVDに書き込み、ダビングし始めます。

データ化されたVHSビデオテープをDVDにダビング

データ化されたVHSビデオテープをDVDにダビング

便利機能:このDVD作成に読み込まれた動画ファイルにチェックを入れ、右上の「強力ツール」をクリックすれば、動画ファイルを編集し、音声や字幕を追加&編集し、チャプターを結合し、チャプターを挿入するなどができます。

ダビングサービス業者に依頼

自宅でVHSビデオテープからDVDにダビングする方法のいずれでもビデオデッキが必要ですね。ビデオデッキの生産がすでに終了になり、中古品から購入またはレンタルするしかないです。そのため、VHSビデオテープを送るだけでダビングしてくれるダビングサービス業者に依頼するのは一番楽だと思います。

例えば、ヤマダ電機の「なんでもダビング(VHSテープや8mmフィルム、カセットテープなどをDVD、CDへダビングできる)」、富士フイルムの「DVDにダビングサービス(VHS、8mmビデオ、8mmフィルム、ミニDVなどをDVDにダビング)」、AplusA株式会社のなんでもダビングサービス(ビデオテープを DVD・Blu-rayにダビング)など。

以上は、VHSビデオテープをDVDにダビングし、変換する方法のご紹介でした。押入れや納戸などに収納された、捨てられないVHSビデオテープをDVDにダビングして利用したいなら、ご参考ください。

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